Picmv 1.30 beta2 をリリースした。
ようやくVistaで終了時に例外が発生する現象を再現することができたので修正した。
この現象は1年以上前に報告され、作者環境においてはずっと再現できず修正できなかった。
しかし昨日、偶然再現できたので修正した。
具体的にはスレッド間の描画リソースの排他処理がうまく機能していなかったが、XP/2000では問題なく
動作していたように見えたので気がつかなかったというもの。
これで問題なければ正式版とする。
ダウンロード:
ZIP版
インストーラ版
それから今日発売の日経PC21にPicmvの記事が出ているが、これは日経BPの記者の方による作者の自宅での取材に基づいている。
2008年9月24日水曜日
2008年9月12日金曜日
Tim Sweeneyが「未来のゲーム開発テクノロジー」を語る
次のCEDEC2008の講演の記事が面白い。
ゲームプログラミング界の巨人、Tim Sweeneyが「未来のゲーム開発テクノロジー」を語る - 超並列処理、次世代のゲームグラフィックスはソフトウェアレンダリングに回帰する(Game Watch)
- Unreal Engineの生みの親Tim Sweeney氏が語る2012年から2020年にかけてのゲーム開発環境とは(4Gamer.net)
興味深いと思ったのは次の部分。
Sweeney氏は純粋関数型言語のもつ並列処理安全性に着目しており、将来的にゲームプログラミングはそういった処理系に移行していくべきだとした。
C++のような野蛮な言語でメニーコア向けマルチスレッドのプログラムをうまく組むのはとても生産性が低い作業になる。だから、性能が落ちてもいいからパラダイムシフトが伴う程度に高級な言語を使うようになるだろうということだ。いつかはそうなるのかもしれない。自分は今はゲーム業界の人間ではないが、こういう講演はみんなが見た方が良いと思った。
2008年9月3日水曜日
Google Picasa3
Picasa3のベータ版がリリースされたのでインストールした。相変わらず使いやすい。全体としてシンプルかつ多機能かつ便利でかっこよいUIであり、これに追いつけるものは全くないのではなかろうか。プリント機能、レタッチ機能ひとつとってもそうだ。それからムービーのシークがきちんとできるようになり便利になった。あと自分の環境ではサムネイルのスクロール時に絵が乱れることがあったが解消されたようだ。
しかしいちばん恐ろしいと思ったのは「Passport photo」機能だ。顔認識してcropしているようだが、今後は個人を認識してインデクシングし検索するように進化するのではないだろうか。実は先日、日経PC21の取材がありその中で写真の整理が今後どのようになってほしいかを答えた。「写真へのタグ付はめんどうで非生産的な作業だから誰か顔認識技術等で全自動化してほしい/かっこいいUIで」みたいなことを言ったがPicasaならすぐに実現しそうだ。
Google Chromeも公開されたので使ってみた。これがまたすごくよくなりそうで、凄い・尊敬を通り越してGoogleが怖い。
しかしいちばん恐ろしいと思ったのは「Passport photo」機能だ。顔認識してcropしているようだが、今後は個人を認識してインデクシングし検索するように進化するのではないだろうか。実は先日、日経PC21の取材がありその中で写真の整理が今後どのようになってほしいかを答えた。「写真へのタグ付はめんどうで非生産的な作業だから誰か顔認識技術等で全自動化してほしい/かっこいいUIで」みたいなことを言ったがPicasaならすぐに実現しそうだ。
Google Chromeも公開されたので使ってみた。これがまたすごくよくなりそうで、凄い・尊敬を通り越してGoogleが怖い。
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