2006年7月31日月曜日

DXPresentation 0.31 リリース

変更点は以下のとおり。ノードボタン関連の修正が主。



  • ノードボタンがスクリーンからはみださないようにカメラを調整した

  • ノードボタン関係の修正。上位階層に移動するときにそれまでのルートのアルファ値とスケール値がきちんとセットされず、不自然な絵になっていたので修正した

  • 親ノードボタンをクリックしたときは一つ上の階層へ移動するようにした

  • ノードボタンの出現・消滅時に回転させるようにした

  • 訪問済みノードのボタンカラーを変更できるようにした
       -> .buttoncolor コマンドの第2引数に訪問済みボタンの色を指定できるようにした

  • そのほかノードボタン操作の細かい修正


 


DXPresentation 0.30 リリース

変更点は以下のとおり




  • ツリー構造を持ったスライド構築のための作業をはじめた。現在「ツリー構造を持つボタン」が使用可能。次のコマンドを追加した。
     -> .begintree インデントによるツリーの開始を宣言します。
     -> .endtree ツリーの終了を宣言します。
     -> .buttoncolor #cccccc ボタンのカラーを指定します。


  • .fontbold [on|off] コマンドを追加した。フォントを太字にするかどうかを指定する。


スライドの中で階層構造を持つものをうまく説明するためにツリー機能を用意した。たとえば次のようにデータを記述する。インデントタブがそのまま階層の深さをあらわす。



.begintree
脊椎動物亜門 
        無顎動物下門
                メクラウナギ綱
                ヤツメウナギ綱
        有顎動物下門
                魚上綱
                        軟骨魚綱
                        硬骨魚綱
                四肢動物上綱
           &n
bsp;            両生綱
                        爬虫綱
                        哺乳綱
                        鳥綱
.endtree


まだ制限が多い。一度に見えるのは親と子の関係だけである。また、カメラの制御が完全でなくはみ出すこともある。画像は表示できない。改行はいれられない。エフェクトはデフォルトのもの一種類だけとなる。 


2006年7月26日水曜日

DXPresentation 0.29 リリース

変更点: swingcam エフェクトを追加した。
カメラモーションのバリエーション。shadow やリフレクションマップされたテキストや画像と同時に使うと面白い絵が得られる。ただし、カメラのパスの定義をユーザがすることは一切できない。簡単に記述する方法を考えたらできるようにしてみたい。

2006年7月25日火曜日

SunCal が窓の杜に掲載された

SunCal が窓の杜に掲載された(http://www.forest.impress.co.jp/article/2006/07/25/suncal.html)。


窓の杜はいつも突然掲載するので心臓によくない。で、SunCal だがこれの開発動機は次のようなものだ。



1.なんでもいいからウィジェットを作りたくなった →
2.何かネタはないか →
3.金星は惑星の中では(地球から見て)もっとも目立つのに、ないがしろにされてないか →
4.金星が今日の朝見えるか、夕方見えるか、あるいは見えないかがわかるウィジェットを作ろう →
5.太陽もついでに計算できるようにしておこう


という流れで、まず天体の計算モジュールを作った。しかし、ウィジェットは Windows Vista 用にしたいのでまだリリースできない。よって、


6.せっかく作ったモジュールで何かを作りたい →
7. SunCal リリース


というわけなのだ。


 


DXPresentation のサンプルビデオを掲載した

DXPresentation 配布ページに、サンプルプレゼン資料(startup.txt)のビデオを掲載した。ぷららのウェブサイトのサイズ上限値ぎりぎりで運用しているので、ムービーファイルのサイズを大きくできず恐ろしく画質が悪い。
Managed DirectX を入れている人はかなり少ないと思うので、このようにした。


ビデオは、次の URL から見ることができる。
http://www6.plala.or.jp/nyk/files/dxp.mov


 


2006年7月24日月曜日

Picmv 1.20beta2 リリース

変更点:
・ヘルプファイルを改訂した
・システムメニューから Picmv 配布ページを Web ブラウザで開けるようにした
・細かい修正


http://www6.plala.or.jp/nyk/Picmv.html からダウンロードできます。
インストーラ版とZIP版があります。


 


DXPresentation 0.28 リリース

変更点:
trick1 エフェクトを追加した。文字に対して独特なモーションを付加する。
http://www6.plala.or.jp/nyk/DXPresentation.html よりダウンロードできます。

2006年7月23日日曜日

DXPresentation 0.27 リリース


  • .fullscreen on コマンドを追加した。DXPresentation はファイルのロード時に、このコマンドがどこかに一つ以上ある場合、即座にフルスクリーン化する。コマンドの位置はどこにあっても動作に無関係である。

  • .bgimagecolor を追加した。背景画像のカラーを調整する。二つの色のアニメーションさせることも可能。

http://www6.plala.or.jp/nyk からダウンロードが可能です。


開発日誌のブログを移転する

開発日誌のブログを MSN Spaces からぷららの Broach に変更することにした。

DXPresentation 旧ブログ

2006/07/21 DXPresentation 0.26 リリース
 
0.25 には停止バグを含む多くの不具合があったので修正した
 
・slide エフェクトを用いた際に前のスライドの文字列が描画されないバグを修正した(0.25 で発生したバグ)
・ペンによる描画が、slide エフェクト使用時などに全く描画されないことがあるバグを修正した。
・ファイルを何も開いていない状態での動作がおかしかったので修正した。
・ウィンドウサイズを変更するときに、その後のスライドに .image での画像の読み込みが存在すると、画面にスライドが表示されなくなるバグを修正した
・最下行のメニューバーはスライド毎の背景色を反映していたが、コントラストが低すぎて見にくい場合は色を補正するようにした
・ウィンドウサイズを小さくしすぎる停止していたので修正したR>・メインウィンドウの最小化を暫定的に禁止した。不便だがいろいろな問題が発生することが判明したため。
・_effect_point.png が存在しないときに起動できなかったので、エラーダイアログを表示するようにした。このファイルはパーティクルに使用される。
・そのほか細かいバグの修正
 
DXPresentation 開発メモ
 
・非WYSIWYGでグラフを簡単に生成するようにできないか
・棒グラフ、円グラフ、折れ線グラフ、散布図があればさしあたっては十分
・グラフのビルディングアニメーションとカメラワークを凝ったものにしたいが、どう指定すればよいというのか
・データ形式はCSV
・テレビのニュース番組に出てくるCGのグラフはどのように作っているのだろうか。この分野のことはよく知らないが、専用の機器でやっているような
?がする。
・なんだか不安定な環境があるようなのでいろいろなビデオカードで動作試験し、プレゼン中に絶対に停止しないように、努力する
 
 
Keynote は素晴らしい
 
アップルの Keynote を使ってみた。DXPresentation のサンプルのグラフを作るためにだ。
とてもよいソフトだと思う。Keynote を使った後に PowerPoint を使うと非常にがっかりする。
iLife、iWorkの各アプリに共通する特長として以下のようなものがあると思う
 
・だいたい共通したUIにより操作の習得が短時間ですむ。使いこなしている感覚がすぐに得られる。
・ユーザの操作に対するフィードバックが適切で安心感が得られる。
・仕上げ工程では、シャドウやグラデーションなどの見栄え調整ツールが豊富で、自然と楽しみながらの作業になる。
・ダサい
??ンプレートを避ける作業がほとんど必要ない。
・作業効率をあげるためのアプリ中ツールが不足している。つまり機能が足りない。
・徹底したWYSIWYGで安心感が得られるが、反面ルーチンワークが多くなりがちで面倒に感じることが多い。コンピュータを使っているのにやっていることは手作業の延長そのもの。
・全体として融通がきかない。使い込んでいくと結局、提示されている一つの方法にたどりつく。
 
敷居の低さと見栄えへのこだわりを両立させている点については神の領域に達しているだろう。
感服した。
 
2006/07/20 DXPresentation 0.25 リリース
 
・もんたメソッドに対応した
  -> .montacolor #cccccc コマンドを追加した。もんたメソッドで表示されるフォントのカラー指定。
  -> .montablockcolor #cccccc コ
?ンドを追加した。もんたメソッドのブロック部分のカラー指定。
  -> インライン要素 [[monta 文字列]] でもんたブロックを指定する。
  -> もんたメソッドで指定された文字列は隠された状態で登場し、クリックするとブロックが消滅する。
・ウィンドウのサイズを変更するときに停止するバグがあったので修正した(サブイメージ表示時のみ)
・細かい停止バグの修正
 
 
DXPresentation 0.20 リリース
 
主な追加機能は、ヘッダとフッタと背景画像のサポート
 
・サブテキストをサポートすることにした。ヘッダ・フッタとして利用が可能。
    -> これに伴い、.sutextattr、.subtextfont、.subtext、.nosubtext コマンドを追加した。
・サブイメージをサポートすることにした。ヘッダ・フッタとして利用が可能

    -> これに伴い、.subimagepos、.subimage、.nosubimage コマンドを追加した。
・TMPresentation のデータとの互換性のために、.footeralign、.footerimage、.nofooter、.headerattr、.headerfont、.header、.noheader コマンドを追加した。
・.bgimage コマンドを追加した。背景画像を指定する。
・.bgimagemode コマンドを追加した。背景画像の拡大方法を指定する。normal と stretch が指定できる。
    -> normal は縦横比を維持し背景画像の左上を基準に隙間無く拡大・縮小する。画像の左上に重要なものがあると決めうちしている。              
    -> stretch は縦横比を無視して背景画像をウィンドウサイズへ拡大・縮小する。              
・.n
obgimage コマンドを追加した。 背景画像を表示しないようにする。
・.goto [label] コマンドを追加した。指定したラベルへジャンプする。
・行頭と行末の空白・タブを無視するようにした。
・.blank コマンドを追加した。明示的な空白のスライドを意味する。
 
2006/07/14 DXPresentation 開発メモ
 
DXPresentation 課題
 
・マルチディスプレイ対応(セカンダリディスプレイでメニューバーなしフルスクリーンで再生する)
・サムネイルツール
・タイムキーパーツール
・タイトル、ヘッダ、フッタのサポート
(ここまでは TMPresentation では既に実装)


・ノートツール


・背景をもっとかっこよくできないか(均一でないフォグ風エフェクト+処理の重いライティング+ビルボードとか?)
・オーディオの再生
・ビデオの再生
・Managed DirectX ランタイムを簡単に提供する方法を調べる
・Directx9世代のGPUの場合は、いろいろなシェーダを用意すれば、もっと面白い絵ができる。
(しかし多くのノートPCの3Dアクセラレータは非力なのでプログラマブルシェーダが実用的な速度で
動くか不明)
 
 
2006/07/13 DXPresentation 0.13 リリース
 
・shadow エフェクトを追加した。文字にシャドウを付加する。カメラが紙面の向こう側にあるときは背景色を反転させる。
・point2 エフェクトを追加した。パーティクルエフェクトのバリエーション
・ウィンドウへのテキストファイルのドラッグアンドドロップを受け付
??るようにした
 
2006/07/11 DXPresentation 0.12 リリース
 
・.label コマンドを追加した。ラベルを宣言し、キーボードからラベルの頭文字を入力することによりそのスライドにジャンプする
・.texturemappingmode [mode] コマンドを追加し、環境マッピングをサポートした
   ->文字へのテクスチャマッピングモードを指定する。mode が normal で通常、sphere で球面マップを用いた環境マッピングをおこなう。
・テクスチャへのバイリニア処理が全く行われないことがあったので修正した
・存在しないコマンド名、ファイル名、エフェクト名を指定されていたときは、起動時にエラーを表示するようにした
 
2006/07/10 DXPresentation 0.11 リリース
 
・dissolve エフェクトを追加した。出現時にフェードインする。
・.startslideshow [msec
] コマンドを追加した。自動スライドショーを実行する。インターバルを msec 単位で指定する。
・.stopslideshow を追加した。自動スライドショーを直前の文で終了させる。
・.font の指定でスペースを含むフォント名を指定できなかったので修正した
・.image の指定でスペースを含むファイル名を指定できなかったので修正した
 
2006/07/09 DXPresentation 0.10 リリース
 
・slow エフェクトを追加した。スローモーション再生する。
・.effectset コマンドを追加した。現在のエフェクト設定をクリアし複数のエフェクトを一括してオンにする。


エフェクトが増えたので一括して一行で記述できるように .effectset コマンドを追加した。
 
2006/07/08 DXPresentation 0.09 リリース
 
・.texture [imagefilename] コマンドを追加した。3Dテキストにテクスチャマッピングを行う
・.notexture コマンドを追加した。テクスチャマッピングを禁止する
・pancam エフェクトを追加した。カメラ位置を文字の直前に配置する
・spincam エフェクトを追加した。カメラを少し傾ける
 
2006/07/07 DXPresentation 0.08 リリース
 
・blur エフェクトを追加した。全画面にブラーエフェクトを適用する
・rand エフェクトを追加した。文字の初期位置をランダムに設定する
・revcam エフェクトを追加した。カメラ位置を文字の向こう側に配置する
・メニューバーのスライド予告文字をスライドあたり最大48文
?に制限した
・メニューバーのスライド予告文字に含まれるインライン要素を表示しないようにした
 
2006/07/06 DXPresentation 0.07 リリース
 
・fade エフェクトを追加した。文字を一文字ずつ登場させる。.effect fade on で利用できる
・away エフェクトを追加した。文字をカメラ近くから登場させる。.effect away on で利用できる
・背景だけを表示する機能を追加した。プレゼンターに注目を戻したいときに使用する。メニューの[背景のみ] Ctrl+B または Tab キーで機能する。
・ビデオ再生対応準備
 
DXPresentation 0.06 リリース
 
・自動進行機能を追加した。左下のメニューの[自動進行]から指定する。インターバルを指定することができる
・.effect [エフェクト名] [on|off] コマンドを追加した
    -> エフェクトには現
?¨、spin、trans、point、slide を指定することができる。同時にいくつものエフェクトをオンにすることもできる
・.noeffect コマンドを追加した。全てのエフェクトをオフにする
 
2006/06/28 DXPresentation 0.05 リリース
 
・メニューバーを下に移動した
・細かい調整
 
2006/06/27 DXPresentation 0.04 リリース
 
・メニューバーに次のスライドのテキストを表示するようにした
・フルスクリーン(Ctrl+F)機能を追加した。ただしメニューバーは消えない。
・SHIFT+←で10枚前のスライドに戻るようにした
・SHIFT+→で10枚後のスライドに移動するようにした
 
2006/06/21 DXPresentation 0.03 リリース
 
・スライドにペンを使って書き込めるようにした(マウスの左ドラッグで書き込み、中クリックで消去する)
・コマンド .pencolor #ccc
ccc を追加した。ペンのカラーを指定する。
・コマンド .pensize [pixel] を追加した。ペンのサイズを指定する。
・画像のフェードアウト処理がうまく動作していなかったので修正した
・コマンド .gbgcolor #cccccc #cccccc を追加した。背景にグラデーションを指定する。
 
2006/06/20 DXPresentation 0.02 リリース
 
・ 画像を表示できるようにした。対応するフォーマットは JPEG、BMP、PNG、TARGA。GIF には対応しない。
・「読み直し(Ctrl+R)」コマンドを追加した
 
 
2006/06/16 DXPresentation 0.01 リリース
 
TMPresentation のサブセットで、DirectX を描画に用いる
プレゼンツール DXPresentation 0.01 をリリースした。
 
これの開発動機は、TMPresentation でミラーツールへの転送が
遅くて綺麗か、速くてきたないかの2択になってしまったこ
とにある。
前者を選択するとミラーツールとメインウィンドウのサイズが違う場合に
パフォーマンスが悪くなっていまう。TMPresentationでは後者を選んだ。
 
なぜこうなったかというと、巨大な文字をラスタ展開したものをまるごと転送しようとするからだ。
元々 TrueType はアウトラインデータなのだから、最初からそれをベクタとみなして
ポリゴンで考えれば効率がよくなると考えた。
上記の TMPresentation でのミラーツール問題のいちばん簡単な解決方法として
DirectX でのレンダリングを試してみる。
 
まだ機能がかなり貧弱だ。特にペンでの書き込み、画像の表示、プレゼンターツールは
必須と考えている。時間をみつけて実装したい。
ちなみに TMPresentation はほぼ完成したと思っている。
 
動作にはそれなりの性
??を持つ GPU が必要だ。
また、.NET Framework2.0 と Managed DirectX 9 も必要だ。
なおプログラムは C# で作成した。
 


TMPresentation 旧ブログ

2006/06/14 TMPresentation 0.31 リリース
 
・ミラーツールへの描画がちらつくことがあったので修正した
・セカンダリディスプレイのサイズにメインウィンドウを合わせるコマンド[表示]-[2ndディスプレイのサイズに合わせる]を追加した


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サムネイルツールからの選択は実際の発表時にプレゼンターが混乱する可能性があるため
あえてできないようにしてある。
デュアルディスプレイ対応はひとまずこれで終わりにする。
 ・サムネイルツールへの画像の転送が低速だったので修正した
・[表示]-[ミラーツールをフルスクリーン化する(Ctrl+F)]コマンドを追加した
  ->このコマンドはディスプレイが二つ以上ある環境で、ミラーツールを開いているときだけ利用できる
  ->このコマンドではミラーツールは常にセカンダリディスプレイでフルスクリーン化される。プライマリやサードディスプレイなどへは対応しない
・.fullscreenmirror on コマンドを追加した(ミラーツールをセカンダリディスプレイでフルスクリーン表示する。ディスプレイが一つしかない環境では無効

・[表示]-[全サムネイル読込]コマンドを追加した。あらかじめサムネイルを作ることによりページの切り替えを高速にする。ESC キーで中断可能。
・色指定に Mozilla など HTML で利用されている Web カラー140色の名前を使えるようにした
  ->この変更により従来の green、pink は色が異なるものになる。従来の green(#008000) は lime(#00ff00) に置換すると解決できる
 
2006/06/09 TMPresentation 0.20 リリース
 
この1ヶ月ほど、全ての休日は出勤したし徹夜作業もあったが
ようやく、忙しいのも終息しそうだ。
 
TMPresentation 0.20 をリリースした。変更点は次のとおり。
 
・デュアルディスプレイ環境でのプレゼンに便利な次のツールを追加した
  ->サムネイルツール(次以降のスライドのサムネイルを表示する)
  ->ミ
?cーツール(ミラーリングしたウィンドウを表示する)
  ->タイムキーパーツール(時計とタイマーを表示する)


ミラーツールのフルスクリーン化はまだ実装していない。
 
 
2006/05/09 高橋メソッドから思いついたこと
 
仕事が恐ろしく忙しいので、このところ自宅でコーディングすることは全くない。
今年のゴールデンウィークは全て出社した。


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ところで高橋メソッドについてネットで調べてみると、絶賛する意見もあれば批判的なものもあり、興味深い。その中で「学会発表・客先では使えない」といったTPOに関するものがいくつかあった。このメソッドがオープンソースコミュニティの中での技術者に対するプレゼンで容易に受け入れられるのは納得できるが、それ以外の場面で万能なわけではないだろうと私も思う。以前も書いたがトークの巧みさを補助するツールとして、コスト対効果が非常に良いメソッドであると思う。


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さて、高橋メソッドだけではできないことが一つある。それはプレゼンのストーリーの中でじっくりと聴衆に考えさせたい場面で、それが視覚的な表現をもって大きな効果をあげるスライドの提示だ。たとえば何かの実験から得たヒストグラムや、電子顕微鏡の画像や、何かの「複雑な概念そのもの」などだ。これらが本質的に平面的であるなら静止画でもいいが、大抵の場合生のデータは3軸以上を持っていて立体または超立体的だ。そこでプレゼンターの意志によるダイナミックな操作により、多次元のデータを2次元のスクリーンへ観衆の前で変換していくようなツールがあると面白いのではないだろうか。(以前トランジションエフェクトは必要ないと書いたが、それはスライドが1分に数枚から数十枚ある場合のことで、上記のような表現の中では必
?になることもある)


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上記のようなツールは、特定分野ごとに「データ可視化」というジャンルで無数に存在すると思うが、一般的なプレゼン目的のツールでは自分は見たことが無い。実装するにはプリレンダリングを伴わないから相当なグラフィックのパワーが必要になるだろう。また数値や画像データだけでなくテキストデータも同次元で扱えれば、プレゼンに通しで使えるものとなり便利だ。時間があれば作ってみたいものだ。
 
2006/04/23 TMPresentation 開発メモ
 
デュアルディスプレイが使える場合は、発表者用ウィンドウがあると便利。
発表者用のディスプレイには、プロジェクター側のディスプレイの内容・
スライドのサムネイル付リスト・補足資料・現在時刻・残り時間などを表示する。
簡単に作れそうだが、問題はデュアルディスプレイ環
?のノートPCを持っていないので
作業のやる気がでないところだ。
 
トランジションエフェクトの類はプレゼンには不要に思える。エフェクトに聴衆の
興味を持っていかれてしまい、害になる場合もあるだろう。というわけで、
この類の機能は追加しないが、「そのとき説明しているものに注目させるためのエフェクト」は
不足している。こちらのほうは何とかしたいものだ。
 
プレゼンの内容はもちろん重要だが、スライドの見栄えが第一印象を決定することもある。
少なくともテキストに、ソフトシャドウ・押し出し+3D的シェーディング処理くらいはできたほうが良い。
 
このツールでは、テキストエディタでスライドを編集するが、画像がたくさんあるプレゼンの場合は
確認が面倒だ。画像をポップアップさせる
??とのできる簡単なエディタが
必要になるかもしれない。
 
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ところでPowerPointがここ2~3年のプレゼンにおいて、恐ろしくよく使われようになったと感じる。
ちなみに自分は使ったことはなかった。
で、言ってしまえば退屈なものが多かった。発表の内容がだめな場合は
当然のことだが、興味深い発表の場合でも、配られたレジュメを先に読み終わってしまい
小さな文字の書いてあるスライドの方はどうでもよくなってしまうのだ。
文字の多いスライドは、見えないので本当に憂鬱になる。(時間の無駄遣いに思えてしまう)
またプレゼンターがスライドをまるで台本のように読み上げるプレゼンが多い。
この場合プレゼンターではなくスライドが主役になってしまっているのだ。
 
高橋メソッドは、うまく使えば上記のように退屈しないプレゼンが可能だと思う。
スライドを主役にせずプ
?¬ゼンターが話術で聴衆をひきこみ、それの補足として
テキストや画像を使えばいいのだ。
たとえば、ここ10年くらいのテレビ番組において、出演者のトークに同期するスーパーを
多く見かける。トーク内容の要点がわかりやすくなる効果がみられるが、出演者のトーク自体が
面白い場合に、最高の効果を発揮する。もともとつまらないトークにはいくらスーパーがついても
つまらないわけだ。
同様に、プレゼンにおいても「良い内容+おもしろいトーク+それを補足し、よく同期のとれたスライド」がそろっていれば相当よいものができるのではないだろうか。
 
なお高橋メソッドにおいても、時系列の実験データや売り上げデータのようなものは
図示したほうがずっとわかりやすい。だから TMPresentation では画像を挿入できるように
したが
使いにくいので、その方面のプレゼンには向いていない。この場合はPowerPointやKeynoteを
使ったほうがよいだろう。
 
 
TMPresentation 0.12 リリース
 
・.gbgcolor コマンドを追加した。背景カラーにグラデーションを適用する。
・TAB キーで背景のみの表示に切り替えるようにした(注目をプレゼンターに戻したいときに使用する)
・.goto コマンドを追加した。指定されたラベルへ移動する。
 
 
2006/04/22 TMPresentation 0.11 リリース
 
・マウスホイールの入力でテキストの部分反転表示をできるようにした
・マウスボタン+マウスホイールの入力でページ移動ができるようにした
・そのほか細かい修正
 
TMPresentation 0.10 リリース
 
・もんたメソッドを追加した
  →文章中に [[monta 文字列]
] と記述する
  →.montacolor #cccccc、.montablockcolor #cccccc で色を指定する
・文字の部分着色機能を追加した
  →文章中に [[#cccccc 文字列]] と記述する
・キャプションつきイメージ表示機能を追加した
  →.capimage [file] [caption] でキャプションつきイメージを表示する
  →.capfontsize [size] でキャプションのフォントを指定する
・最後のスライドから右クリックで次の画面にいけてしまうのを修正した。
・ジャンプウィンドウのボタンキャプションを場合に応じて「移動」または「閉じる」と設定するようにした
・コマンド .swapcolor を追加した。背景色と前景色を交換する(省略形 .s)。
 
 
2006/04/19 TMPresentation 0.09 リリース
 
・複数行の描画で「\n」以外でも改行されてしまう不具合を修正した
・そのほか細かい
?R正


複数行のレイアウトは計算がかなり複雑になってしまった。
高速化の余地がある。
 
2006/04/18 TMPresentation 開発メモ
 
・調べておく
 
PDFのファイルフォーマット http://www.wotsit.org/
PDFはファイルのエクスポートに必要
MP3/OGG/WAV 再生ライブラリBASS http://www.un4seen.com/
サウンドの再生はマルチメディア系の講演・授業に必要
 
 
・既知のバグ
 
「\n」での改行以外で自動改行されてしまう(ver.0.09でたぶん直った)
 
 
TMPresentation 0.08 リリース
 
・.effect typewriter コマンドが Windows2000 などの環境でうまく動作しないことがあったので修正した
・.fontratio コマンドを追加した。フォントの縦横比を指定できる
・なるべく太いフォントを
使うように変更した
・.image コマンドで画像の先読みをすることにより体感上高速化した
・ジャンプウィンドウを追加した(Enter、Ctrl+Jまたは[ナビゲート]-[ジャンプ]メニュー)
 
TMPresentation 0.07 リリース
 
・ヘッダが存在するときにテキストの描画位置のY位置がずれていたので修正した
・テキストとフッタが描画されるときは常にテキストを手前に描画するようにした
・イメージとフッタが描画されるときは常にフッタを手前に描画するようにした
・テキストに簡単なエフェクトを追加できるようにした。これに伴い .effect typewriter、.effecttime [msec]、.noeffect を追加した
・そのほか細かい修正
 
2006/04/16 TMPresentation 0.06 リリース
 
・.image で読み込んだ GIF 画像が、透明色指定によってはうまく表示できないことがあ
?£たので修正した
・フルスクリーン描画がうまくいかないことがあったので修正した(一定のマルチディスプレイ環境では再現しないので気がつかなかった)
・そのほか細かい修正
 
TMPresentation 0.05 リリース
 
・フルスクリーン描画をサポートした(Alt+Enterでオン・オフの切り替え)
・ヘッダ表示をサポートした(ヘッダはテキストのみ)
・フッタ表示をサポートした(フッタはイメージのみ。アルファ付PNGなどで半透明描画が可能)
 
2006/04/13 TMPresentation 0.04 リリース
 
・スライドへのペンによる書込みをページを変えても保存するようにした
・これに伴いペンによる書込みを消すコマンドを追加した([編集]-[書込みを消す])
・画像ファイル指定コマンド「.file」でスペースを含むファイル名が利用できなかったので修正
した
・Pageup、Pagedown キーでもスライドを移動できるようにした


プレゼン用のノートPC
 
CoreDuoの64ビット版が早く発売されてほしい。
で、これを搭載したMacBookが出ればプレゼン用としては
最強ではないだろうか。
プレゼンではKeynoteやWindows上の自作プレゼンソフト以外にも
その場で計算結果を可視化するようなデモを行う予定なので、
とにかく速いCPUがよいのだ。
 
 
2006/04/12 TMPresentation 0.03 リリース
 
・手書きラインは一本のストロークしか描画できなかったが、何本でもかけるようにした
・手書きラインの描画をものすごく高速化した
・全体に高速化した
・ウィンドウにアイコンを設定し忘れていたので修正した
 
2006/04/10 TMPresentation 0.02 リリース
 
・「開き直し」コマンドでページを移動しないようにした
・.file で指定されるイメージを縦横
?を変えずにウィンドウ一杯にストレッチさせることにした
・イメージを表示できないことがあったので修正した
・.bw を追加した(白地に黒のフォントカラーに設定します)
・.wb を追加した(黒地に白のフォントカラーに設定します)
・イメージが存在しないときは起動時にエラーを表示するようにした


今後、追加したい機能:
・ムービー再生
・プレゼン中のブックマーク
・もんたメソッド
 
 
高橋メソッドツール TMPresentation リリース
 
高橋メソッドを使ったツール TMPresentation0.01 をリリースした。実質、仕様を考えて始めてからリリースまで3時間程度の作業だった。これからいろいろと改良していこう。
で、どういうふうに授業を進めていくか考えているわけだが、
プロジェクターが使えるので、「高橋メソッド」や「もんたメソッド」を
応用したスライドを作ってみようと思う。
ソフトはWebブラウザでもいいのだが、Identity2.0のプレゼン並みの
速さを実現するのは難しいと思うので、おそらく
自作することになる。Keynoteでいいのかもしれないが
Macのノートは持っていないのだ。


ウィジェット 旧ブログ

2006/07/03 SunCal 0.01 リリース
 
時計のウィジェットを作りたいので、それの足がかりとして
日の出・日没時間を計算するモジュールを作成した。
このモジュールを使った単体のアプリ SunCal をリリースする。

Mac 旧ブログ

2006/07/17 結局 iWeb でサイトを更新してみた
 
iWebの使用を中止すると書いたが、全体的には使いやすいので、サイトを更新してみた。
いくつか不安点もあるのでいつまで続くかわからない。iWebのバージョンアップを切望する。
 
iWeb の重大なバグ - テキストが画像になることがある
 
今日は暇さえあれば iWeb を使って、WEB サイトを作っていた。
昨日のエントリに書いたとおり良いソフトであり、使いやすさと表現力の点で感心する点が多く
融通の利かない点も含めて、今後ずっと使っていこうと思っていた。
 
しかし、iWeb の「テキストがよくわからない条件で画像化する」という重大なバグに
遭遇し、使用を中止した。
 
調べてわかったが多くの人が指摘しているバグだ。ソフトシャドウや回転などに
?り
テキストが画像化するのはよいが、そうでないときに画像化することがあるのだ。
条件がはっきりとはわからないので回避できない。フォントやテンプレートやスペース・改行の
位置が影響しているという情報もあるが、プログラムを根本から直さなければ使うのは無理だ。
 
この現象を仕様にしてしまえれば話は簡単だが、ユーザを不安にさせる類の仕様であり
無理がある。
 
よくわからないのが、このバグがアップルにより発売以来ずっと放置されているように思えることだ。
開発者が発見したらすぐに直さずにはいられない種類のバグなのにだ。バグの発生頻度から
考えて開発者がローカライズ後のプログラムを全く使用していない可能性がある(このようなソフトは品質が低くなることがある)。
それはいいとし
?|も、iLife はOSXにバンドルされたアップルの看板ソフトではないのか。
 
これが、発生頻度が低かったり再現が非常に難しいバグならばまだわかる。
あるいは、個人で作っているソフトや無償のソフトならば十分理解できる。
しかし iWeb の場合どれもあてはまらない。
 
[追記] 回避方法を探ってみることにする。バグや制限は残念だが、HTMLを意識させないコンセプトが素晴らしいからだ。
 
2006/07/16 iWeb を使ってみた
 
アップルの iWeb を使って、トップページと自己紹介ページを書き直してみた。
iWeb はアップルらしいソフトで、UIが理にかなっていて自然に使え、
テンプレートがダサくない。良いプログラムだ。いろいろやっているうちに
どうやって実現しているのかよくわからないようなページができた。

ただ、Google Adsense などを挿入するのに一手間かかる。iWebExtender などの
ツールを使えばよいと思うが、この部分はテキストフィルタで処理した。
 
2006/04/13 Core Duo は凄いCPU
 
4月8日のエントリ「Boot Camp」で、Mac mini + Windows 上での Picgl の
パフォーマンスについて書いたが、いろいろ間違っていた。
結論から言うと、Core Duo はとても良い CPU だ。
 
Picgl のクレジット表示では、なめらかなテキストイメージを得るために
内部のバッファに GDI を使って画面上に描画されるより
ずっと大きくフォントをオフスクリーン描画している。しかも(無駄なことに)毎フレーム
この処理をおこなっている。
これが大きな CPU 負荷となっていたのだ。Core Duo での
実行では CPU パワーがかなりあるため、この描画負荷が相対的に低かった
??うだ。
これによりフレームレートも上がった。
つまりAthlon64(3400+)よりも Core Duo(1.66GHz) の方が
オフスクリーン描画においては高性能ということだ。
ベンチマークをとっていないが JPEG 画像の展開も Core Duo の方が
速いようだ。
というかGPUで行う処理以外は全てがべらぼうに速いように思える。ちゃんとベンチマークをとってみたい。
 


なお、OpenGL の描画は Radeon9600 より Mac mini(オンボードビデオ) の方が遅い。このため以前の日記の誤解となった。


 
 
 [追記]
Superπ104万桁を実行してみた
Mac mini + WindowsXP (Core Duo 1.6GHz) 36秒
PC(Athlon64 3400+) 43秒
 
ディスクを増設して Mac mini をメインマシンにするかもしれない。こちらのほうが
ずっと静かだし。
 
 
2006/04/08 Boot Camp
 
Mac mini に早速 Boot Camp を使って WindowsXP をインストールしてみた。
全く普通にWindowsマシンとして使える。
Picgl をインストールしてみて描画のスピードを見てみたところ
手持ちの Athlon64 3400+(RADEON9600) マシンよりは、サムネイルのスクロールは遅い。
しかしクレジット表示のFPSがとても高い。RADEON9600の倍は出ているようだ。
なぜ、ここだけ高速なのかいまひとつ意味がわからない。CPUはMac miniの方が
遅くて、OpenGLの描画はMac miniの方が速いということかもしれない。
(この解
釈は誤りだったので訂正する 実際には逆だった 2006.4.13 追記)
 
2006/04/04 Mac mini を買った
 
Mac mini(Intel Core Duo)を買った。静かで、小さくて、とても楽しいコンピュータだ。OSXは本当に素晴らしい。 UIとフォントがとてもきれいでWindowsXPの画面が見劣りする。私は10年以上前に MacintoshIIsi という機種を使っていた。そのときからCPUもOSもものすごくかわってしまったが、相変わらず楽しく使える。 AppleWorksのユニバーサルバイナリは発売されないのだろうか。あとギガビットのスイッチも買ってきた。当たり前だがファイル転送が速くなって快適だ。


 


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なんだか普通に使うならMac miniだけで十分な気がするが、気になる点もある。 Windowsと比較して、ユーザが少ないことと、Cocoa+UBなフリーソフトが少ないことだ。あとSafariのレンダリング品質と速度は十分に満足できるが、タブブラウザとしては発展の余地がかなりあるように思える。
ささいなことだが、Windows では 右AltキーでIMEを切り替えていたのでこれを Mac でもやりたい。


 


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しかし、開発環境が付属しているので、ソフト的な不満は作って解消すればいい。そう考えるとわくわくする。かなり楽しめそうだ。
 
 


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2006/03/09 これから開発したいプログラムのリスト
 
・幼児向けトイ(子供が操作をする。キーボードを押すと音と絵で面白いリアクションをするようなソフト)
・幼児向け絶対音感養成ツール(操作は保護者がおこなう)
・幼児向けペイントツール(操作履歴を常に全て保存する)
上記の3点は.NET Framework2.0 か wxWidgetかQtを使う。MFC はできれば使わない。あるいはこういったものはFlashで作るのが普通なのかもしれない。
・VSTを使ったエフェクタ
・ピクセルを多く消費するランチャ
 
 
2006/02/20 秀丸エディタ6が凄い
 
秀丸エディタ6.00beta1を試しているのだが、
しばらく使っていなかったうちにとても良くなっていた。
アウトライン機能、折りたたみ、タブが便利だ。
タブを簡単にウィンドウとして取り出せるUIが良
い。
かなり以前に試用したときは行の折り返し設定が
好みに合わなかったのだが、その部分も納得いく仕様に
なっていた。そのほか細かい部分で、いろいろな
工夫がなされており素晴らしい。
単体の日本語テキストエディタとしては現時点で
最高のものとなったのではないだろうか。
 
 
2006/06/22 Windows Vista Beta2(x86)
 
今日は熱があったので会社を休んだ。
 
Windows Vista Beta2(x64) をアンインストールし Windows Vista Beta2(x86)を
インストールした。x86でも試したいことがいろいろとあったからだ。
ビデオドライバは ATI からダウンロードしたがすでに最新のものになっていた。
気づいたことを列挙する。
 
 
・相変わらず Managed DirectX はユーザがインストールしなければならない
   
?フォルトでインストールされることを切に願う
 
 
・OpenGL のパフォーマンスがとても悪い
    以前から話題になっていたが OpenGL は DirectX のラッパのような実装らしく、遅い。
    Picgl は OpenGL を使っているのでパフォーマンスが悪くなっている。
    エフェクトの描画時に停止することもあった
    Google Earth では起動時に DirectX に切り替えてよいかを聞かれる
 
 
・DirectX の Windowed モードでのセカンダリディスプレイへの描画パフォーマンスが良くなっている
    XP以前では、ほとんどのビデオカードでセカンダリディスプレイへの
    アクセラレーションが行われなかったと思う。
 
 
・英語キーボードでの日本語入力時に日本語配列キー
ボードとみなされるっぽい
    これは困った。日本語キーボードに乗り換えるか、アップデートを待つか。
    私は英語キーボードに慣れきってしまっているためこれまでノートPCの選択肢が
    極端に少なかった。というか、DELLとAppleくらいしかなかった。
    これを契機に乗り換えてしまおうか。
 
 
自作ソフトウェアの対応について
 
    Picmv→描画パフォーマンスが落ちているが、ピクセル数が少ないのでそれほど影響はない。問題があるようだったら、Picmv.NETへ乗り換えればよい
 
    Picgl→描画パフォーマンスが落ちている。Maya とか CAD ソフトはほとんど OpenGL を使っているはずで、マイクロソフト的にもこのままでは非常に困ったことになるので
? ̄ないだろうか。一応陳情しておく。Vistaへの特別な対応はたぶんしない(できない)。または新しいビューワをDirectXで作るかもしれない
 
    Picea→一部のコントロールの位置と描画がおかしい→実用上は問題ないが修正が必要
 
    Picmv.NET→問題なく動作する→Picmvから乗り換えるように整備と告知をする
 
    TMPresentation→問題なく動作する
 
    DXPresentation→問題なく動作する
 
 
 
2006/06/14 Windows Vista Beta2(x64) をインストールした
 
一般公開の始まった、Windows Vista Beta2(x64) をインストールした。
どうも、RADEON のドライバがいろいろおかしいようだ
(注:ATIから最新のドライバを入手していない)
 
Picgl は x86、x64 版ともうまく動作しない。
Picea、
TMPresentation はきちんと動作するようだ。
Picmv はこれからテストしてみる。
 
全体としては、画面の描画に関してかなりまだまだな感じがする。
だが、Vista が描画ハード環境の底上げに寄与するのは間違いないので
今後に期待する。
 
 
 
 
2006/02/28 msn Spaces について
 
msn Spaces だが、もしかしてブログ内検索を配置する機能がないのだろうか。
自分が利用するブログとして、MSN Spaces を選んだのは、
サービスがなくなりそうにないこと、無料であること、多言語に対応しているっぽいこと、
たまたま  Microsoft Passport Network のアカウントを持っていたことなどが理由だ。
ちょっと調べてみよう。
 
「Web ブラウザを作る」とは
 
IEコンポーネント、GeckoやKHTMLを利用すれば、確かに新
?い Web ブラウザを作ることが
できるが、実際にはレンダリングエンジンのガワを作っているにすぎず、
本当にやりたいことが全部できるとは限らない。
ガワを作りこめば魅力的なものになるが、限界がある。
独自のレンダラを持つブラウザはたくさんある。それの作者や、
OperaやGeckoやIEを作っている人は本当にブラウザを作っていると言えるだろう。


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利用するレンダリングエンジンの制約の中で何か新しいことをやるとすれば、
いわゆるWeb2.0的サービスに対応する超リッチなクライアントを作ることまでなら可能だろう。
どんなにPCが速くなったとしても、Ajaxアプリよりも常にネイティブアプリの方が
いくらか高速で、OSやハードウェアに密に働きかけることが可能だからだ。
以前にも書いたが
http://spaces.msn.com/appbynyk/blog/cns!2D673F0A46C3B431!111.entry
Flockのようなやり方や、P2Pネットワークを使った何かのデータの共有などが考えられる。


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一方、既存のレンダリングエンジンを使わない、または既存のレンダリングエンジンをある方向に改造すればかなり面白いことができそうだ。たとえば現代では信じられないほど性能の高いGPUが存在する。しかもGPUの集積度と性能は上がる一方だ。このレンダリング能力を直接的に使わない手はないと思う。詳しく書かないが、現実の何かをメタファとしたUIはこれまで受け入れられてきたし、今後もそれは変わらない。だったらそれに対して今あるリッチなレンダリング環境を使えるだけ使えばいいのだ。
極端なことを言えば その目的のために現在の XHTML を飛び越えた実装をしたとしても、それが特別面白いものなら受け入れる人がいるかもしれない。


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ソフトウェアやWebの世界では、先行者優位の実例をかなり多く見つけることができる。
それがたとえ最高のものでなかったとしても、大抵の場合残るのは元祖とニッチだけということだ。
自分はPCに関してはプロフェッショナルの開発者ではないから、興味のあることをやるだけだ。
しかしプロの開発者ならば、常に新しいことを考えて、実装し、そして突然リリースしなければ
生き残れないだろう。


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で、何が言いたいのかというと、上記に書いたような新しいチャレンジは、待っていれば多分アメリカの企業かオープンソースコミュニティの誰かが実行するかもしれない。 でも、たまには日本発のイノベーションを見てみたいということだ。


音楽旧ブログ


2006/05/02 さしあたり CubaseLE で十分
 
DAW として、バンドル版の CubaseLE を使っている。
これは、Cubase の中では最下位グレードである。
SX の機能はうらやましいが、さしあたっては必要ないと
判断した。
 
それにしても、このソフトのボタンの多さはなんだろうか。
大抵のDAWソフトは、持ちうる状態が多すぎる。それだけならいいのだが
人間にその状態を自由に管理させすぎると、混乱しやすく
集中しにくいユーザインターフェイスになる。
3DソフトやCADソフトなどにもそういった傾向がある。特にプロ用と
呼ばれるものは、そのような仕様のほうが好まれるのかもしれないが
「使うための勉強」が必要となる。慣れれば最高だが、マニュアルレスで
使うのは難しいというわけだ。
 
2006/05/01 マイクを買
?£てきた
 
SHUREの安いダイナミックマイクを買ってきた。これをLINE6のTonePort経由でCubaseに接続し、ボーカル録りに使う。つい最近作り始めた楽曲で、ボーカルをいれたくなったのだ。
で、歌詞はできた。メロディも一応できた。コードも考えた。DAWソフトの使い方も覚えた。
しかし、オケがうまく作れない。どうもアレンジに関して勉強しなければならないことがたくさんあるようだ。自分は集中力がある方だと思っているが、作ったダサいアレンジをプレイバックしていると、それもすぐ途切れてしまう。
機材に関しては自宅でやる分には問題ない。一昔前からでは考えられないくらい、最近の環境は素晴らしく様々なことが良い音質でできる。ギターもベースもいい音で録れている。むしろ機材を持て余している。
それ以外に欠けてい
??ものが何であるかをよく把握して、なんとかしていきたい。切実に思うのはこういうことはもっと若いときにやっておくべきだったということだ。職業ミュージシャンでなくてよかったが、趣味でやるにしても効率よく作業を進めていきたい。
 
2006/03/28 Variax600 買ってしまいそう
 
LINE6 の Variax600 を買ってしまいそうだ。
モデリングギターの音に興味があるからだ。
これまで、いろいろなエレキギターを弾いてきた。Aria、Kramer、Charvel、Ibanez。
Kramer 以外は、みんなネックが薄くて指板のアールが大きく、
Aria以外はフロイドローズパテントのトレモロアームだった。
そしてどれもブリッジ側はハムバッカーのPUだった。要するにどれもだいたい似たような
弾き心地、音だったわけだ。
Variax600 のネックのRが小さくて弾きこな
せるか不安だが、
たまには全然違うタイプのギターも弾いてみたい。そしてになによりモデリングギターだから
いろいろな音が楽しめるだろう。試奏してみないとなんともいえないが、LINE6 のサイトの
ビデオを見るとなんとも夢のある楽器に思える。ルックスもいい意味で変で悪くないと思う。
intel Mac も欲しいが、こちらのほうを先に買ってしまいそうだ。
 
 
2006/02/20 オーディオインターフェイス問題
 
ZOOM の G2.1u をオーディオインターフェイスとして使っている。
そのままでは、ASIO に対応していないのでソフトシンセを鳴らしたときなどの
レイテンシがひどい。ギターを録音する分には問題ないが、オケを作るのが
これでは難しい。で、ASIO4ALLを使ってみたところ一応20msecまで小さく
なったのはいいのだが
?やはりオーディオインターフェイスを買ったほうがいいかも
しれない。自分のPCにはMIDI機器をつなぐこともできないから、MIDI端子の
あるインターフェイスがあると便利だ。しかしどの機種がよいのかよくわからない。
なお G2.1u 自体の出音に関しては、かなり使えるものだと思う。良い音だ。


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あとG2.1uとは関係ないのだが、気になっているのはCubaseLEでオーディオ入力を
オンにしたとき耳障りなノイズがモニターされることだ。このノイズは録音はされないようだ。
入力先がG2.1uでも、オンボードのオーディオでもASIOドライバを何にしても、
とにかくオーディオ入力をオンにすると発生する。また、出力先がG2.1uでも
オンボードでも関係なく発生するので、オーディオインターフェイスの問題ではないと思われる。
とすると、PCのマザーとか電源の問題なのだろうか。もしそうなら非常にやっかいだ。
今使っているPCはメーカー製かつ水冷のものでマザーも電源も特殊なもの
だからだ。またはDAWソフトの設定の問題か? どうしたものか。
 
2006/02/15 ZOOM の G2.1u を買ってしまった
 
マルチエフェクターの G2.1u を買った

とりあえず音を出してみたが、想像していたよりいい感じだ。
Cubase もかなり楽しく使えそうだ。
 
2006/02/14 最近の音楽制作事情
 
ここ10年ほど、音楽制作をしていなかったので
最近の事情にうとかったのだが、なんだがとんでもなく
環境が変わったようだ。
 
ハード音源の時代ではなくソフトシンセが普通になっているみたいだし、
ギターの世界にはモデリングギター(Variax)なるものが存在している。
 
で、また始めてみようと思うのだが、次のものが必要だ。
 
・DAWソフト
・オーディオインターフェイス
・ソフトシンセ
・ギターアンプシミュレータ
 
どうせアナログ入力はギターしか使わないから
LINE6のGuitar Portか、PODXTあたりかなと思っていたが、ZOOMのG2.1uという
機種が安くて
今にも買ってしまいそうだ。G2.1uならCubaseLEもついてくるし
2万を切っている。こういうパッケージがこの値段で売られていることに驚きを感じる。
 
高校生くらいのときはBOSSの高価なデジタルディレイを物凄くがんばって買ったものだ。
ディストーションやコンプレッサーは回路が簡単なので自作した。
そうやって手間とお金と時間をかけて4トラックMTRでピンポンみたいな時代から考えると
変化が大きすぎる。素晴らしいことだ。


VisualStudio 旧ブログ

2006/06/14 Visual Studio 2005 を購入する
 
Visual Studio 2005 Standard Edition を購入することにした。
以前のエントリで書いたが、Standard Edition はx64 バイナリをビルドできず、
なおかつそれができる Professional Edition は高価すぎるので
VS2005 自体の購入を見送っていたのだ。
 
しかし、今日マイクロソフトのサイトで確認すると、Standard Edition でも
x64 のコンパイルができることになっている。発売日前後にはそれは
できないことであると確実に書かれていたはずだ。出荷直前に変更されたのだろうか。
 
最新の情報では、Standard Edition と Professional Edition の違いは
Crystal Report と SQL Server 関係だけのようだ。どちらも自分には必要ない。
特に SQL Server 関係の開発を自宅でやることは絶対にないので、
Standard Edition で十分なのだ。
&n
bsp;
さて、何を作ろうか。
 
2006/02/11 Visual Studio 2005
 
Visual Studio 2005 のパッケージ版が今月に入って発売された。
自分はVisualC++6.0を未だに使い続けている。7年くらいも使っている。
よって非常に欲しいわけだが、VS2005 Professional Edition の中でいちばん安い
アップグレードパッケージでも 68000 円くらいするので、趣味で買うソフトとしては
いささか高価であり手が出ない。本当に欲しい MSDN つきパッケージだと 30万円くらいする。


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VS2005 Standard Edition は安いが C++ で64bitアプリを開発できないので魅力がない。
VS2005 Express Edition は無償だが、C++ で64bitアプリが開発できないのに加え MFC が使えないのでさらに魅力に乏しい。
魅力がないと書いたがそれはコンパイラやライブラリのことで、
IDEは恐ろしく良くできていて快適に使える。


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StandardEdtion で x64 コードのビルドができるなら、今すぐ買うのだが。
または今後C++での開発をやめてC#一本でいくのであれば、
VC# Express Edition で十分かもしれない。
どうしたものか。


Picmv 旧ブログ

Picmv
 
2006/06/30 Picmv 1.20beta1 リリース
 
・内部での縮小テクスチャ作成処理を3倍程度高速化した。ただしサムネイルファイルを出力する場合は無効。
・命名規則に %k を追加した。カメラのメーカー名を意味する。JPEG ファイル以外などでメーカー名を取得できない場合は _Maker に置換される。
・命名規則に %l を追加した。カメラのモデル名を意味する。JPEG ファイル以外などでモデル名を取得できない場合は _Model に置換される。
・命名規則に %g を追加した。元号による年号を意味する。
・細かい修正
 
4ヶ月ぶりのバージョンアップ。動作検証が完全ではないためベータ版とした。
完成したつもりだったが、テクスチャの作成処理をものすごく高速化
できることに気がついたので作業に着手した。
 
2006/02/11
Picmv 1.10 リリース
 
x64 版のみの変更。jpegrotw.exe を x64 ビルドした。これにより「オリエンテーション属性による回転」が高速化する。
混乱を防ぐため x86 もバージョンアップしたがコードは変わっていない。


 


Picgl 旧ブログ

Picgl


2006/06/27 Picgl 1.93 リリース
 
・Windows Vista Beta2 で画像を開く際に停止することがあったので対策した
・スマートムーブツールを追加し実験する(自由配置ビューでVキーでモードに入りドラッグすると複数のサムネイルをなるべく重ならないように移動)
 
2006/03/25 Picgl が WindowsXPx64 ソフトウェアコンテストで大賞を受賞
 
x64 コンテストで Picgl が入賞した。うれしいことだ。
 
窓の杜記事「64ビットWindows用ソフトウェアコンテストの受賞作品が発表」
http://www.forest.impress.co.jp/article/2006/03/24/64bitcon_result.html
 
Picgl はフルスクラッチから作り始めてもうすぐ1年になる。
やりたかったことのうち、いくつかは実現できた。しかし、まだまだやれることがあ
る。
あと直したいところも多くある。
ところで Windows Vista の一般向け発売が延期されてしまったが、
この OS が普通になるころには、Picgl の要求する動作環境が多くの PC で整うことだろう。
OS が相対的に重くなることを歓迎しないユーザも多いだろうが、
プログラマとしてはやれることが多くなるので実に楽しみだ。
 
2006/02/11 Picgl 1.92 リリース
 
x64 版のみの変更。jpegrotw.exe を x64 ビルドした。これにより JPEG ファイルのロスレス回転が高速化する。
混乱を防ぐため x86 版もバージョンアップしたがコードは変わっていない。
 
2006/02/10 Picgl 1.91 Language Pack SDK
 
Picgl 1.91 Language Pack SDK をリリースした。Picgl 配布ページよりダウンロードが可能←悪意のある改変が可能なため公開を一時中止した。
 
非英
?圏のユーザからの要望によるもの。内容についてReadMe.txtから抜粋する。
 
 
Picgl 1.91 Language Pack SDK


How to make picgl_en.dll:
1. Open workspace picgl_en.dsw with Visual C++6.0.
2. Translate the resources such as Dialog and Menu.
3. Rewrite the name of the translator of AboutBox in your name.
4. Build picgl_en.dll as release version.
5. Put picgl_en.dll on the same directory as picgl.exe.
6. End
Make it to the name of picgl_en.dll even if it is things except English.
PlathomeSDK is necessary for the x64 edition. 'Sample_compile_x64.bat' is a sample.


How to make toolbar:
1. Open psd\picgl_ui_?.psd with Adobe Photoshop.
2. Translate the text.
3. Save it in the same directory as picgl.exe by the name of picgl_ui_?_bg_en.bmp.
4. End


Notice:
The file made by using this SDK can be freely distributed.
However, do not change copyright notice.
 
 



picgl_en.dll の作り方:
1. Visual C++6.0 でワークスペース picgl_en.dsw を開きます
2. Dialog、Menu などのリソースを翻訳します
3. AboutBox の翻訳者の名前を自分の名前に書き換えます
4. リリースビルドして、picgl_en.dll を生成します
5. picgl_en.dll を picgl.exe と同じディレクトリにおきます
6. 終わり
x64 版の場合は PlathomeSDK が必要です。sample_compile_x64.bat がサンプルです。
 
ツールバーの作り方:
1. Adobe Photoshop で psd\picgl_ui_?.psd を開きます
2. テキストを翻訳します
3. picgl_ui_1_bg_en.bmp、picgl_ui_2_bg_en.bmp という名前で保存して picgl.exe と同じディレクトリにおきます
4. 終わり
 
注意:
この SDK を使って作成したファイルは自由に配布することができます。
ただし著作権表示を変更しないでください。
 


Picea 旧ブログ

Picea


2006/03/28 Picea 1.44 リリース
 
次の場合にメモリ上の favicon キャッシュをクリアするようにした
   -> メニューバーより[ツール]-[データベース手動フラッシュ]コマンドを実行したとき
   -> サムネイルを右クリックメニューの[サムネイル再生成]コマンドを実行したとき



2006/03/26 Picea 1.43 リリース
 
・お気に入りペインのズームスライダバーを左に寄せきった状態において、favicon が取得済みならサムネイルのかわりにそれを描画することにした
・その他細かい修正
 
2006/03/25 Picea 1.42 リリース
 
・ツリーアイテムの右クリックメニューに「フォルダの中の URL を全て開く」コマンドを追加した
  -> これにより、あらかじめフォルダを作っておけば、いわゆるグループタブ機能のようなことが可能となった
・お気に入りを追加したときに、それの URL と同じものが既に存在した場合、フォーカスするツリーアイテムがおかしくなることがあるので修正した
・CSV ファイルのインポート・エクスポートに URL を追加した
・プレインテキストのエクスポートに URL を追加した
・その他細
かい修正
 
 
2006/03/23 Picea 1.41 リリース
 
・お気に入りペインのズームスライダを左端に寄せきった一行表示において、何もないところをクリックしても選択できてしまっていたので修正した
・お気に入りペインでサムネイルにマウスオーバしたときに背景色を変化させるようにした
・その他細かい修正
 
Picea 1.40 リリース
 
・お気に入りペインのズームスライダを左端に寄せきったときは、一行表示にするようにして、一度にたくさんのアイテムが見えるようにした
・ウィンドウが非アクティブのとき、サムネイルへのキャプチャを禁止するようにした
  -> これにより無関係なウィンドウのキャプチャを防ぐ
・閲覧回数カウンタは従来 Web サムネイルクリック時のみ増加させていたが、全てのナビゲ
??ト終了時に増加させるようにした
・[タブ]-[最後に閉じたページ]メニュー(Ctrl+U)を追加した
  -> 最後に閉じたページを開く。閉じたページはスタックされて記憶されている。
・ツールバーの「お気に入り追加ボタン」をマウスオーバーしたときに追加される場所のツリーアイテムを点滅させてユーザの注意を促すようにした
・お気に入りに追加を実行したときに、追加されたフォルダを点滅させるようにした
 
 
2006/03/21 Picea 1.38 リリース
 
・お気に入りペインを表示していないときに描画されていた左端のスプリッタが無駄だったので、描画しないようにした
・お気に入りペインに関するツールバーアイテムをきちんと無効化・有効化するようにした
・その他細かい修正
・お気に入りサムネイルを再生成する際
、すでにページがウィンドウに読み込まれていれば、それをキャプチャするようにした
  -> 従来は常に外部プログラムを起動していたので低速だった
  -> この機能はサムネイルを一枚だけ選択していたときのみ有効
 
 
2006/03/20 Picea 1.36 1.37 リリース
 
1.36
・お気に入りペインのサムネイルからの右クリックメニューの「新しいウィンドウで開く」アイテムを、タブ設定によっては無効にするようにした
・色調ビューまたは検索ビューでナビゲート終了時に、サムネイルが表示されなくなるバグが再発していたので修正した
・その他細かい修正


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1.37
・お気に入りを追加するとき、外部プログラムを立ち上げていたのをやめて、そのとき表示されてるコンテンツからサムネイルを生成するようにした
  -> これによりお気に入りへの追加処理が非常に高速化された
  -> [タブ]-[お気に入りに追加(Ctrl+D)]メニューまたはツールバーの「お気に入り追加」コマンドの実行時のみこの処理をおこなう
・その他細かい修正
 
2006/03/17 Picea 1.35 リリース
 
タブを閉じる処理において発生していたメモリリークがまだ直っていなかったので修正した(たぶん)
  -> これは重大なバグで、タブを閉じてもメモリを解放できていなかった。長時間使うとプログラムがクラッシュする原因となっていた
マウスジェスチャの「閉じる」コマンドが正常に終了しなくなっていたので修
-£した
ロックされているタブがアクティブのときリンクチップをクリックしたときの動作がおかしかったので修正した
暫定的に全文検索用のテキストを保存するチェックを起動時にオフにするようにした
高速化
その他細かい修正


 
 
2006/03/12 Picea 1.31 リリース
 
ナビゲート開始から終了までの間、タブのブライトネスを変化するようにしてみた
Susie プラグインの設定を廃止した(廃止し忘れ)
その他細かい修正
 
 
2006/03/11 Picea 1.30 リリース
 
タブを閉じる処理に重大な不具合が見つかったので修正した
→メモリリークが発生することがあった
 
 
2006/03/09 Picea 1.24 リリース
 
・ナビゲート終了時にメインウィンドウが必ず最前面に出るバグを修正した
 
正確には、リンクチップを押されたときだけ最前面に出ることを許すことにして、
おかしな現象が発生しないようにした。根本的な理由はわからなかったので、
同じ原因のバグが今後発見されるかもしれない。フォーカス関係のバグは、普通の環境で

デバッグが難しい。ブレークポイントを使ったデバッグ行為そのものがフォーカスを変えてしまうからだ。
本来はOSに全てのフォーカス制御を任せるのが良い。それで使い勝手がよければ
何もいうことはないが、実際には微妙に使いにくいことがある。そのためアプリから
制御すると、それはそれで面倒なことになるというわけだ。


 
 
Picea 開発メモ
 
現在ナビゲート終了時にウィンドウが最前面に出るバグが存在する(ver.1.24にて修正した 2006.3.9追記)
 
このバグだけを修正するのは簡単なのだが、修正すると
マウスホイール入力をWebコンテンツ上で行ったときに
フォーカスがWebコンテンツにない場合スクロールできなくなってしまうという
新しい不具合が発生する。この現象はマイクロソフトの標準マウスドライバなどで
発生する。標準ドライバであっても WheelPlus が走っている環境なら問題ないが、
全ての環境がそうではないため、困っている。
具体的にはFrameWnd::PreTranslateMessage()でWebコンテンツ上の
マウスホイールイベントを見つけたら、IHTMLWindow2::focus() を呼んで
強制的にWeb上へのフォーカスイベントを発生させ、そのあとにホイー
?≪イベントを
送っているのだが、そこの部分がうまくいかない。このやり方がおかしいのかもしれない。
そもそも根本的に何か勘違いしているのかもしれない。
 
しかし、マウスホイールイベントを非アクティブウィンドウにも送ることが
標準動作になると便利だと思うのだが、どうだろう。ホイールをウィンドウ上で
回すとき、大抵のユーザはマウスカーソルがポインティングしているものに
たいして作用すると期待すると思うのだ。クリックがそうであるように。
 
2006/03/07 Picea 1.22 1.23 リリース
 
1.22
細かい修正
1.23
・マウスジェスチャから「戻る」を入力したとき、そのタブのヒストリで最上位のためもう戻れない場合は、そのタブの親タブをアクティブにするようにした
・マウスジェスチャから「進む
」を入力したとき、そのタブのヒストリで最下位のためもう進めない場合は、そのタブの子タブのうち最初にみつかったものをアクティブにするようにした
・グラフウィンドウにおいて、左ドラッグでスクロールした後、リンクチップのマウスオーバが無効になっていたので修正した
・タブを閉じる処理をより安全にするように修正した
 
 
2006/03/04 Picea 1.21 リリース
 
・英語版をリリース
・細かい修正
 
2006/03/03 Picea 1.20 リリース
 
英語版をリリース
その他細かい修正
 
 
英語版1.20は翻訳忘れを発見したのでリリースを中止した
幸い、誰にもダウンロードされていなかったようだ。
 
2006/03/02 Picea 開発メモと Gecko
 
Picea の課題
 
・履歴ウィンドウの履歴データロード
??間が長すぎる
→なんとかする
 
・RSSへの対応がティッカだけとは、おざなりすぎる
→どうしよう
 
・Gecko を利用することをまじめに考える
→Mozilla ActiveX Controlを使えば短時間で作れると思うが、やりたいことができるか不明だ。
libXULか? uBrowser のソースを眺めてみたが、良さそうに見える。
Gecko そのものはフレームワークだから、これを今からハックする、またはそのまま使うのは
難しいと思われる。
 
・テキストブラウザのレンダリングエンジンを土台にして、その上に自前のレンダラを載せるというのは?
→w3mについて調べておく。ひょっとしたら面白いことができるかもしれない。
 
・上記のように他人の資産に頼るのではなく、独自にレンダリングすることは可能か?
→時間をかければ可能だが、
¶£味でやるにしてもあまり有意義ではないように思える。ただし10代のプログラマだったらやるべきだろう。
 
 
2006/03/01 Picea 言語モジュール作成開始
 
Picea の英語版を作ることにした。今日帰宅してからの作業で1/3くらい翻訳した。
ちなみにPicgl、Picmvはつたない自分の英語力で英語版をリリースしている。
英語版を作ることにより非英語圏を含めた様々な国のユーザの声をきくことができた。
また、あるイタリア人に Picgl LanguageSDK を渡したのでイタリア語版 Picgl が、
うまくいけばもうすぐできるかもしれない。
 
 
 
Picea 1.19 リリース
 
・グラフウィンドウを閉じているときのナビゲートがおかしくなっていたので修正した(ver.1.18 で発生したバグ)
・その他細かい修正 
 
 
200
6/02/28 Picea 1.18 リリース
 
・グラフウィンドウにおいて、リンクチップが追加されるときはリンクチップ自体を親チップの位置からアニメートさせるようにしてみた
  -> 新しいチップがどの親から生まれたかを視覚的にわかりやすくするための処理
・グラフウィンドウのドッキングボタンの選択時の Z 値がおかしくクリックできないことがあったので修正した
・その他細かい修正


 
 
2006/02/27 Picea 1.17 リリース
 
・タブを閉じる処理を高速化した
・タブへの favicon の描画においてイメージのリサイズ、リサンプルをしないことにした
・最近閉じたサイトウィンドウで favicon を描画するようにした
・最近訪問したサイトウィンドウ(履歴ウィンドウ)で favicon を描画するようにした
・その他細かい修正 
 
 ・色調ビューまたは検索ビューの状態で終了すると、次の起動時にサムネイルが表示されなかったので修正した
・色調ビューまたは検索ビューの状態で「お気に入りを追加」を実行すると、サムネイルが表示されなかったので修正した
・お気に入りペインから複数のサムネイルを選択して開いたとき、余計な空白タブが作られていたので修正した
  -> この現象は[ツール]-[タブ
¨-定...]で、お気に入りを「新しいタブで開く」がチェックされていたとき発生していた
・その他細かい修正


 


 
 
2006/02/25 Picea 1.15 リリース
 
グラフウィンドウにおいて favicon を背景に薄く描画するようにしてみた


 
 
 
 
2006/02/23 Picea 1.14 リリース
 
・リンクチップの整理コマンドにおいて、名前順にソートしないようにして、ユーザの配置を壊さないようにした
・リンクチップのドラッグが簡単すぎるため、クリックとの区別が判然としなかったので、カーソル移動量の閾値を大きくした
・リンクチップに favicon が含まれているときに、チップのタイトルを消すとちょうど正方形のボタンになるように修正した
・グラフウィンドウをメインウィンドウにドッキングしているときに右クリックメニューを出すとおかしなことになっていたので修正した
・最近訪問したサイトウィンドウでデータの読み込み中でも左クリックを受け付けるようにした
・最近訪問したサイトウィンドウにおいて読み込み中にウィンドウにマウスオ
??バーすると処理が停止することがあったので修正した
・細かい修正


 
 
2006/02/22 Picea 1.13 リリース
 
・リンクチップにも favicon を描画するようにした
・既に favicon を取得しているサイトのリンクチップを登録するときに、チップの色を自動的に favicon から取得するようにした
・リンクチップの描画に関して細かい修正を行った
・タブの関係線が斜めになったときが見苦しいので直線で描画するようにしてみた。色も変更した。



 
 
 
 
2006/02/20 Picea 1.12 リリース
 
・タブが選択できなくなる問題がver.1.11で直っていなかったことが判明したので修正した
  -> 原因は JavaScript の window.close() メソッドでウィンドウを閉じる処理が適切でなかったことにあった
  -> バグの再現方法を発見したので(多分)修正することができた
・お気に入りにおいて、いわゆるブックマークレットをサポートすることにした
  -> 空のブックマークを作ってプロパティから内容を入力する
・細かい修正
 
 
Picea 1.11 リリース
 
タブが選択できなくなることがあるバグだが、直ったかもしれない。
タブを閉じるときのメッセージのキューイングのタイミングが
不確定な場所を見つけたので、修正した。
 
・タブが選
?できなくなる問題が修正されたかもしれない(再現の条件を見つけられなかったため断定できない)
・細かい修正
 
Picea タブが選択できなくなるバグの原因がわからない(→ver.1.12で解決)
 
Picea で、タブが選択できなくなることがあるバグの原因が未だにわからない。
再現する方法がわからない。使っているうちに突然選択できなくなるのだ。
あとデバッガから走らせていると再現できないような感じがして、非常にやっかいだ。
たぶんチャイルドウィンドウのIEコンポーネントにフォーカスを奪われているのだが、
なぜそうなるのか不明だ。なんとなくJavaScriptによるウィンドウ制御に関係している
ような気もするのだが。
 
2006/02/18 Picea 1.10 リリース
 
グラフウィンドウをメインウィンドウのWEBの位置に表示
?る「ドッキング機能」を
追加した。スクリーンの小さいPCのために用意した。
 
・グラフウィンドウにドッキング機能を追加した
   -> ドッキングボタンを押すと Web ペインにグラフが表示される
   -> ドッキング中にリンクをクリックするとグラフウィンドウは即座に閉じる
・その他細かい修正


 
 
2006/02/16 Picea 1.07 リリース
 
・[ツール]-[タブ設定]ウィンドウを追加した
    -> リンクを開くときに新しいタブで開くかどうかなどのタブの出現に関する諸設定をおこなう
    -> デフォルトでは全て「新しいタブで開く」ようにした(この設定がデファクトスタンダードのようなので)
・クイックタブモードでタブのタイトル文字が読みにくいのを修正した
・クイックタブモードでのタブへのサムネイル描画が適切でなくぼやけた感じになっていたので修正した
・検索エンジンリストから Google I'm Feeling Lucky を削除し、Mooter を追加した
    -> Google I'm Feeling Lucky はアドレスバーから検索できるため不要と判断した
・その他細かい修正


 
このリリースにより、リンクを常に新しいタブで開くことも可能になった


親タブと子タブの関係線の描画は、水平線の場合はいいが、斜めになった場合かなりきたない感じがする。直線をやめてスプライン補間するか?  曲線にしたとしてもアンチエイリアシングをしないと見栄えが悪いことは間違いない。GDIだと面倒だが。


 
 
2006/02/15 Picea 1.04 1.05 1.06 リリース
 
Favicon のタブへの描画の復活と、タブの親子関係表現が主な追加機能。
 
[タブについて]
タブは整然と並び、ピクセルを無駄に消費せず、直感的に使え便利なこともあるが、
ツリーのように階層構造を視覚的に表現することができない。
この欠点を補うには、次のような方法があった。
1.KIKIやSleipnirのようにツリーとタブを併用する方法
2.iRiderのようにタブ自体を構造的に描画する方法
Piceaでは 2. の方法を選ぶ。が、iRiderの方法そのままでは消費するピクセル数が
多くなりすぎるように思えたので、今のタブペインの中に必要そうなときだけ
ラインを描くようにしてみた。これが正解かはわからない。今後、この機能は
いろいろ修正していくことになると思う。たと
?ばグループを丸ごと閉じる機能とか。
 


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1.04 2006.2.14
・Favicon のタブへの描画において、キャッシュに存在しない URL へのナビゲートの際は、即座に Favicon の描画をやめるようにした
・Favicon の透明色の扱いがおかしかったので修正した
・タブを更新するとタブ上のサムネイルが消失することがあったので修正した
・クイックタブモードでは Favicon を描画しないようにした


 
1.05 2006.2.14
・Favicon の取得に失敗することがある不具合を修正した
・Favicon とキャプチャ画像のタブへの描画開始タイミングをより早くした
・Favicon の読み込み時に描画がちらつくことがあったので修正した


 
1.06 2006.2.15 
・タブの親子関係を取得しタブの描画に反映させるようにした。タブの親子関係は次のように決定する
  -> Web ページの中のリンクをホイールクリックまたは「新しいウィンドウで開く」メニューで開くと、新しいタブは子タブ、元のタブは親タブになる
  -> JavaScript などで新しいウィンドウが開かれた場合も同様に親子関係が決まる
・タブを閉じたときの次のアクティブタブ決定方法を次のようにした
  -> 閉じたタブの親タブをアクティブにするようにした
・親子関係のないタブを閉じた場合は右隣のタブをアクティブにするようにした
・タブ同士の親子関係をタブ上で表現するようにしてみた
  -> 親子関係のあるタブは黄色いラインで結ばれる
  -> 子タブは少し小さく描画される<
BR>  -> マウスオーバーするかタブをアクティブにするとそのグループに対してだけ機能する
・ver.0.92 で追加したタブの描画での次の機能を廃止した
  ->タブの描画において、同じドメインのものが隣り合っている場合は、仕切りラインを描画しないようにして同じグループ感を出す機能
・タブにタイトルだけではなく URL も描画するようにした
 
 
2006/02/14 Picea 1.03 リリース
 
・Favicon のタブへの描画を復活した
  -> FaviconCache というディレクトリにキャッシュして高速化を図った
  -> デフォルトではオフで環境設定ウィンドウから動作を設定可能
・使用していない描画コードをかなり削った(OpenGL関係のコード100Kくらい)
・Favicon の透明色の扱いがおかしかったので修正した
 
2006/02/13 Picea 1.0
2 リリース
 
・タブにサイズ制限を設けていたが、これの上限値を廃止した
・タブのサイズがウィンドウ幅一杯にならなかったので修正した
・タブのサイズを横に対して広げたとき余分な空白行が現れていたのを修正した
・アクティブタブのテキスト描画において、太字フォントを使用するようにした
・新しいタブを作り、タブの行数が増えたときの Web ページにクライアントエッジがついて
 いなかったので修正した
・タブの切り替えを多少高速化した
・タブを一時的に大きくする「クイックタブ」機能を追加した
   -> ツールバーの「クイックタブ」をクリックするとオン・オフできる
   -> IE7 の同名の機能と同じように動作する
・その他細かい修正


「クイックタブ」機能は自分の知っているタブブラウザ中、五番煎じくらいの機能。
サムネイルにアンシャープマスクをかけすぎかもしれない。
あとテキストが縦書き風横書きで読みにくいのでそのうちなんとかする。


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既知のバグをReadMe.txtに明記した。次のとおり。
・x86 版では 2038 年問題が存在する
・タブが選択できなることがまれにある
 
タブが選択できなくなるバグ(2列目以降でなくても発生することがあるらしい)の
発生条件が全く不明。
この現象が発生した場合現状では、マウスホイールやF2、F3で選択するしかなくなる。
このバグは公開してからずっと存在しているようだ。
 
 
2006/02/12 Picea 1.01 リリース
 
ペインのスプリッタやタブのサイズボックス上のマウスオーバで、マウスカーソルが変更されないのがずっと気になっていたので直した(というかやっと実装した)。OpenGL での描画にいつでも戻せるようにするため、MFC のスプリッタは使っていなかったのだ。
あとWebに掲載しているスクリーンショットが古くなって
きたので更新した。
 
 
Picea 1.00 既知のバグリスト
 
 
2行目以降のタブが選択できないことがある→原因がよくわからない
スプリッタをマウスオーバしたときマウスカーソルが変わらない→実装していないのでバグではないがとてもよくない
左上隅のタブをマウスオーバするとリサイズボックスが出現するがマウスカーソルが変わらない→これも実装していないだけだが、非常によくない
タブもスプリッタもオリジナルのコードであり、Windowsに用意されている標準コントロールでは


ないのでこういうことがおこる。


そういえばツリーもツールバーも独自コードだ。こちらは安定して動作しているようだ。


 


[追記] 2. と 3. は ver.1.01 で直した


 
 
 
2006/02/11 Picea 1.00 リリース
 
主に終了時のプライバシー保護機能の追加
 
Picea 終了時のプライバシー保護処理として次の機能を追加した。これらは環境設定ウィンドウから設定できる
 -> タブを全て閉じる
 -> 検索履歴・URL履歴を削除する
 -> 訪問履歴の削除
履歴ウィンドウでの全文検索用に常に全文を取得していたが、この機能をオフにできるようにした
 -> 環境設定ウィンドウの「Web のテキストを全文検索用にキャプチャする」からコントロールする
その他細かい修正


なお 1.00 というバージョンナンバに正式版というような特別な意味はない


 


 


 
 
2006/02/10 Picea 0.99 リリース
 
・タブを閉じるときのアニメーション中、アクティブタブのペイントをしないようにして、ユーザが混乱しないようにした
・ツールバーのデザインを修正
・その他細かい修正


主に UI の修正。
 
2006/02/09 Opera はとても素晴らしい
 
 
Opera9 を使ってみた。
実にUIがよくできている。
特にUIのカスタマイズ機能は素晴らしい。
 
閉じたページ履歴の消去が「ゴミ箱を空にする」になっているのはわかりやすく
良いインターフェイスだ。
 
「早送り」ボタンが便利だ。
Picea にもこのボタンと似たようなものをつけてみたい。
すごく便利なリンク抽出ボタンみたいな感じで。
 
 
2006/02/08 Picea 機能追加メモ
 
 
最近閉じたツールバーのアイコンのゴミ箱がわかりづらい
履歴ツールバーのアイコンは時計のみにして、ついでに現在時刻をアナログ時計風に表示してみる
タブ上に閉じるボタンをつける マウスオーバーで出現させる またはホイールクリックで
閉じることをユーザに積極的にアピールするインターフェイスを実装する
クイックリンクペインの選択を示す赤枠がいつまでも残っているのは見苦しい だが自動的に消すとしていつ消すかが難しい
 
 
 
 
2006/02/07 メモ
 
Google へのクエリーの post を beforeNavigate2 で監視し、発見したら逆変換して検索ダイアログに反映させる


全タブ共通の生テキストログウィンドウ


グラフウィンドウをドッキング可能にする


グラフウィンドウをズーム可能にする(しかしGDIではやる気がでない)


グラフウィンドウにお絵かき機能を追加する


履歴と最近閉のツールバーアイコンがよくない


2行目以降のタブがまれにおかしいのはIEウィンドウのrectのtopが1行目のすぐ下にまできているためかも
 
 
Picea 0.98 リリース
 
プログラムアイコンのデザインを変更した               
グラフウィンドウのカメラのバグで何もない場所へアニメーションすることがあったので修正した
その他細かい修正
 
 その他細かい修正


ツールバーボタン上のピクトグラムのエッジを少し太くしてみた。素人のデザインなので、なかなか満足いくものができない。今後も修正を続けていくだろう。


 
 
 
 
 
Picea 0.96 リリース
 
ローカルなブックマーク関係の機能としてサムネイル表示・キーワード抽出などに注力してきたが、所詮そのユーザのローカルなデータでしかなく、プライベートなブックマークとしてはいいのかもしれないが、対象はインターネットなのに広がりがなく、なんだかひどくつまらない機能に思えてきた。ローカルなブックマークを検索することよりも、Google などの素晴らしい検索エンジンを使ったほうがずっといい結果が得られることがほとんどだからだ。しかし、Google の通常の Web 検索では開発動機にも書いたように望んでいない結果が表示されることもあるしプライベートな属性はつけられない(Google のような飛びぬけて優秀な会社ならそのうち実現しそうだが)。


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そこでソーシャルブックマークサービスの出番となるわけだが、素の Web アプリの状態ではしばらくは UI 的な限界があると思われる。 API が公開されているサービスなら Flock のような方法でリッチなインターフェイスを作れると思うが、あくまでそのサービスを利用するにすぎないので、自分のやりたいことに対して機能的な限界があるかもしれず今は興味がわかない(ただし、これが最良の方法なのかもしれない)。


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というわけで、ブラウザの作者の立場からソーシャルブックマーク的な何か便利なものを実現できないか考えている。たとえば Picea のグラフウィンドウの生グラフ構造やタギングされたブックマークサムネイルのうち望むものをパブリックにできるようにするとか。
実装方法としてはホスティングサービス込みならいくらでもやりようがあるが、ブラウザ作者の仕事ではないしコストがかかりすぎるし面倒くさすぎるのでこれは全然やる気がおきない。とすると、P2P を使うのが簡単だが、注意深く作らないとユーザの PC のリソース(CPU時間、ディスク、帯域幅など)を喰う余計な機能になりかねない。そういうわけでいろいろ考えている。考えているだけで終わりそうだが。
 
 
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