2006年9月16日土曜日

nDigiGadgets 0.10 リリース


  • nDigiDisk:      横棒グラフを追加した

  • nDigiMem:     横棒グラフを追加した

  • nDigiLoad:     横棒グラフを追加した。あとたぶん eval() が重くて、処理が重くなっているので縦棒グラフの更新頻度を落とした。nDigiLoadDuo はこの部分を変更していないので表示に差異が生じている。

nDigiLoadDuo は動作が重過ぎるので、そのうちなんとかしたい。


横棒グラフの実装で難しいのは、全体の幅にどんな意味を持たせるかということだ。とりあえず、一律の幅にしたがこれはあまり良いやり方ではない。分母が異なる要素を同じサイズの UI として並べると、ユーザが混乱する恐れがあるからだ。パーセント同士の比較が誤解をもたらす元によくなるのと同じ話だ。Window Vista の「コンピュータ」ウィンドウではひとつの画面で、ディスクの使用率を横棒グラフを並べることで表現しているが、これも良くはない。前述の理由のほかにユーザはディスク全体のサイズを知りたいこともあるし、棒グラフは面積で表現されるから、割合よりも実サイズの表現に適していると思うからだ。


で、どうすれば良くなるかというと、ひとつには横サイズを実サイズに比例させることが考えられる。こうすれば棒グラフにより表現される面積は、常に実サイズと比例する。良い方法だ。しかし大きなディスクと小さなディスクが混在しているときは、小さなディスクの割合表示がみづらくなる欠点がある。だからといって対数表示にするわけにもいかない。ユーザの実感と一致しない表現だからだ。


もうひとつの方法としては、円グラフを活用することだ。円グラフは分母が必ず360度で表現されるから、ユーザにとって何が母数なのか自明で説明する必要がない。だからユーザは実サイズと混同しない。欠点は棒グラフと比較してピクセル数を消費しすぎることだ。


以上のことを踏まえ、nDigiDisk でどうするかについてはもう少し考えてみる。


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